ブラームス:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 作品77 より 第2楽章 Adagio

指揮: マイケル・ティルソン・トーマス Michael Tilson Thomas
北ドイツ放送交響楽団 Nord Deutche Rundfunk Sinfonieorchester Hamburg
ヴァイオリン: ユリア・フィッシャー Julia Fischer

第2楽章 Adagio ヘ長調、三部形式。
管楽器による合奏で始まり、オーボエが美しい主題を奏でる。サラサーテがこの作品の出版譜をブラームスから贈られながら、それでも演奏しない理由として「オーボエが旋律を奏でて聴衆を魅了しているというのに、自分がヴァイオリンを持ってぼんやりそれを眺めていることに我慢がならない」と語ったと言われる魅惑的な旋律である。独奏ヴァイオリンがこの旋律を引き継ぎ装飾的に奏でた後、経過句に入り中間部へ移る。
中間部はヴァイオリンが憧れを切々と訴える「ヴァイオリンによるコロラトゥーラのアリア」と評される部分である。主部に戻ると再びオーボエが旋律を歌うが、時折中間部の動機が聞こえ、平穏のうちに終わる。

ブラームス:ヴァイオリン協奏曲

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