シューマン:幻想小曲集 "Fantasiestücke" 作品12 第5曲-第6曲

ピアノ: クリスティアン・ツァハリアス Christian Zacharias

幻想小曲集(Fantasiestucke)作品12は、ロベルト・シューマンが1837年に作曲した、8曲からなるピアノ曲集。タイトルの通り、一つ一つの曲は幻想的な情緒に満ちており、それぞれに文学的な標題が付けられている。

第5曲 夜に(In der Nacht) ヘ短調
Mit Leidenschaft(情熱をもって; Appassionato)波打つようなアルペッジョの伴奏に、断片的な旋律が顔を見せる。シューマンはこの曲集の中では最も気に入っており、クララにも最も演奏会に適した曲として薦めている。

第6曲 寓話(Fabel) ハ長調
Langsam(ゆっくり; Lento)フェルマータを含む遅い部分と、スタッカートの速い部分が交替する。 第7曲 夢のもつれ(Traumes Wirren) ヘ長調

シューマン:幻想小曲集 作品12

inserted by FC2 system