シューベルト:歌曲「シルヴィアに」"An Silvia" 作品106-4 D 891 オーケストラ版

指揮:マンフレート・ホーネック Manfred Honeck
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 Berliner Philharmoniker
バリトン: マティアス・ゲルネ Matthias Goerne
Recorded at the Berlin Philharmonie, 1 October 2016

『シルヴィアに』(An Silvia)作品106-4、D.891は、オーストリアの作曲家フランツ・シューベルトによる歌曲。イングランドの劇作家ウィリアム・シェイクスピアの戯曲『ヴェローナの二紳士』の劇中歌の詩をエドゥアルト・フォン・バウエルンフェルトがドイツ語訳したものに作曲した。

シューベルト自身はただ単に『歌』(Gesang)と自筆譜に記しているが、通常は歌いだしの『シルヴィアって誰?』(Was ist Silvia?)か、あるいは『シルヴィアに』の題名で呼ばれる(なお、シルヴィアのスペリングはSilviaとSylviaの2通りが存在する)。

村娘のシルヴィアを讃える、明るく、屈託のない詩である。シューベルトは3節の有節歌曲とし、のどかな田園風の音楽をつけた。イ長調4/4拍子、ギターかマンドリンを模したような単純な伴奏に乗って、軽やかに、シルヴィアへの賛辞が歌われる。

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