メンデルスゾーン：無言歌集 より ・作品19-4「ないしょ話」　・作品30-6「ベネチィアの舟歌」　・作品62-6「春の歌」

ピアノ演奏：田部 京子 Kyoko Tabe

1. ないしょ話 作品19-4　イ長調、モデラート

　《ないしょの話》　（1829年9月14日作曲）

2. ベネチアの舟歌 作品30-6　嬰ヘ短調、アレグレット・トランクィロ

『ヴェネツィアの舟歌 第2』　（作曲年代不明） メンデルスゾーンが自分でつけた『ヴェネツィアの舟歌』の第2番。

3. 春の歌 作品62-6　イ長調、アレグレット・グラツィオーソ　《春の歌》　（1842年6月1日作曲）

この『無言歌集』の中でも最も有名な曲。楽譜の冒頭に「春の歌のように」（ドイツ語：Fruhlingslied genannt.）という発想標語がある。細かく書かれた装飾音を優しく丁寧に演奏しなければならない点が中級者には難しい。その彩られた装飾音の上に有名な温かくやさしい旋律が流れていく。