ベートーヴェン:交響曲 第9番 作品125(合唱付き)第4楽章

指揮:ズービン・メータ Zubin Mehta
NHK交響楽団 NHK Symphony Orchestra
合唱:東京オペラ・シンガーズ Tokyo Opera Singers
並河 寿美 Hisami Namikawa (soprano) | 藤村 実穂子 Mihoko Fujimura (mezzo-soprano)
福井 敬 Kei Fukui (tenor) | アッティラ・ユン Attila Jun (bass)
収録:April 10, 2011 東京文化会館  3.11 東日本大震災 被災者支援チャリティー・コンサート
この演奏会終了後に、ズービン・メータ氏が、音楽についての想いを述べています。

声楽は第4楽章のみ "Freude, schöner Götterfunken!" 「歓喜」の歌 歌詞

全体で約70分に及ぶ演奏時間にかかわらず、声楽パートが用いられるのは第4楽章(終わりの約20分)だけである。そのため、ホールで演奏される際は、合唱と独唱は第2楽章と第3楽章、もしくは第3楽章と第4楽章の間に入場することが多い。また、合唱のみ冒頭から待機する場合もあるが、この際は休憩用の椅子が用意される。
ヘルベルト・ブロムシュテットが1985年にNHK交響楽団で演奏した際には、「『おお友よ、このような音ではない』と歌う独唱が第1楽章からステージにいなくて、そんな台詞がいえるか」というブロムシュテットの指示で独唱者も含めて第1楽章から待機することになったという。

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