ベートーベン:交響曲第7番 第1楽章-1

指揮:カルロス・クライバー Carlos Kleiber

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交響曲第7番イ長調作品92はルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェンが作曲した7番目の交響曲。明るく軽快な曲想から広く支持され、現在でも演奏される機会が多い。 ベートーヴェンの交響曲中でも最もリズミカルな作品である。第5番や第6番におけるさまざまな新たな試みの後に、再び正統的な手法による交響曲に回帰した作品であり、9つの交響曲中最もバランス感覚に優れた作品といえる。
 
第1楽章 Poco sostenuto - Vivace
イ長調、序奏付きソナタ形式、4/4拍子[1] - 6/8拍子
トゥッティで四分音符が強く奏され、オーボエがソロで奏でる。そして、長大な上昇長音階の輝ける序奏の後、付点音符によるシチリアーノの軽快なリズムの音楽が始まる。第1主題はフルートの楽しげなソロによって提示される。そこから付点音符の動機が全曲を通して反復されるため第2主題との対比は少ない。シチリアーノが主題部展開部再現部すべてを支配しておりワーグナーの評が指示する通りである。コーダでは低弦によるオスティナートが用いられている。

交響曲第7番 (ベートーヴェン) 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

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