ベートーヴェン:コリオラン序曲 作品62

指揮: ヘルベルト・フォン・カラヤン Herbert von Karajan
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 Berliner Philharmoniker
Live recording, Moscow, 28.V.1969

序曲『コリオラン』(Ouverture zu "Coriolan")作品62は、ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェンが1807年に作曲した演奏会用序曲。

この曲はベートーヴェンの友人で、ウィーンの宮廷秘書官を務め詩人でもあったヨーゼフ・コリンの同名の戯曲を見たときの感動が、作曲の動機につながったという。この曲が書かれた1807年にベートーヴェンは、交響曲第4番、第5番、第6番の3つの交響曲やピアノ協奏曲第4番、ヴァイオリン協奏曲などを作曲したが、こうした多忙な中でこの序曲が一気に書かれたという。
なおこの曲はコリンに献呈された。 古代ローマの英雄コリオラヌス(Coriolanus)を主人公にしたコリンの戯曲の印象がかなり強かったという。

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