J.S.バッハ:カンタータ BWV 4 Nr.6 Arie - "Hier ist das rechte Osterlamm"

指揮:カイ・ヨハンセン Kay Johannsen
Vocal Ensemble:solistenensemble stimmkunst | Stiftsbarock Stuttgart
Matthias Horn (Bass)
Auffuhrung im Rahmen des Zyklus’ Bach:vokal, Stiftskirche Stuttgart, 8.4.2016.

『キリストは死の縄目につながれたり』(Christ lag in Todes Banden)BWV4は、ヨハン・ゼバスティアン・バッハが1708年に作曲したと推測される、復活祭の礼拝で演奏する教会カンタータ。全8曲からなり、第1曲のシンフォニアを除く7曲全てが、マルティン・ルター作のコラールを編曲したコラール変奏曲である。

第6曲 第5変奏「まことの過越の小羊あり」(Hier ist das rechte Osterlamm)
バス・弦楽器・通奏低音、3/4拍子
まことの過ぎ越しの子羊である、イエス・キリストの犠牲が捧げられ、十字架の上に熱き愛でやかれる。節をさらに2分割し、バスのコラール旋律朗誦と弦楽器ユニゾンの旋律リフレインの反復で進行する。犠牲の羊その血を死に突きつけて撃退する時、初めてバスが単独で咆哮し、弦楽器が輝かしい走句で彩る。滅ぼすものが私たちを損なうことはできなくなった。締めくくりのハレルヤ頌は、バスの音域を超える低音や跳躍が多くあり、楽譜どおりに歌えず1オクターブ上げている録音も多数ある

バッハ:カンタータ 第4番 キリストは死の縄目につながれたり

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