ヴァイオリニスト:ミドリ・ザイラー Midori Seiler

ミドリ・ザイラー(Midori Seiler, 1969年2月18日 - )は、日系ドイツ人ヴァイオリン奏者である。ベルリン古楽アカデミーコンサートミストレス。ザルツブルク・モーツァルテウム大学教授。


略歴

ドイツ人ピアニストを父、日本人ピアニストを母として、大阪で生まれる。少女時代をザルツブルクで過ごし、同地でヘルムート・ツェトマイヤーやシャーンドル・ヴェーグにヴァイオリンを教わる。その後、バーゼル音楽院でアデリーナ・オプリーン、バーゼル・スコラ・カントルムでトーマス・ヘンゲルブロックに師事。
1991年よりベルリン古楽アカデミーに参加し、2000年以降コンサートミストレス。2009年に古楽演奏と現代舞踏の融合を、ヴィヴァルディの四季で試みた舞台パフォーマンスが話題となる。
2010年から2013年までフランツ・リスト・ヴァイマル音楽大学でバロック・ヴァイオリンとヴィオラ教授。2014年以降ザルツブルク・モーツァルテウム大学でバロック・ヴァイオリン教授。2015年ザクセン・モーツァルト賞受賞。
2016年ケーテンでのバッハ音楽祭に"BachCollektiv"音楽監督として参加。

演奏活動

録音

日本での公演

ベルリン古楽アカデミー・オーケストラ J.S.バッハ ブランデンブルク協奏曲 全曲 演奏会 (2010年2月、札幌コンサートホールKitara, トッパンホール, 兵庫県立芸術文化センター, 厚木市文化会館)
ミドリ・ザイラー ヴァイオリン・リサイタル 2012 (2012年6月、横浜市港南区民文化センター, 王子ホール, 宗次ホール)
夫でもあるクリスティアン・リーガー(チェンバロ)との共演によるオール・バッハ・プログラム。
ソロ活動やアンサンブルの他、父エルンスト・ザイラー(京都在住)を中心とする「ザイラーファミリー」や、四姉妹による「ザイラークァルテット」としてコンサートを行うことがある。
2010年:第65回文化庁芸術祭音楽部門新人賞

Wikipedia

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