ベートーヴェン:ピアノ協奏曲 第3番 ハ短調 作品37 第1楽章 Allegro con brio

指揮:キリル・ペトレンコ Kirill Petrenko
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 Berliner Philharmoniker
ピアノ : ダニール・トリフォノフ Daniil Trifonov
Philharmonie Berlin, Germany / Sep. 1, 2020

ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェンのピアノ協奏曲第3番作品37ハ短調は1800年の作。
1803年4月5日にウィーンのアン・デア・ウィーン劇場において作曲者自身の演奏で初演された。ベートーヴェンのピアノ協奏曲の中、唯一の短調である(それ以外は全て長調)。
ハ短調は作曲者の特徴を象徴しており、交響曲第5番、ヴァイオリンソナタ第7番などと同様に英雄的・悲愴感ある曲想で名高い。同じ調性のモーツァルトの「ピアノ協奏曲第24番」の影響が指摘されている。 
 
wikipedia
 第1楽章 Allegro con brio ハ短調 2/2拍子
協奏的ソナタ形式。弦楽がC-E♭-G-F-E♭-D-Cの主題を静かに提示する。展開は単純で同じ主題を印象付ける。 カデンツァはベートーヴェン自身により1曲書かれ、63小節ある。その他にも、クララ・シューマンやイグナーツ・モシェレスなどのものが知られている。 カデンツァがヘ長調の属七の和音で半休止した後、第1主題によるコーダで締めくくられる。
 
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