J.S.バッハ:カンタータ 第8番 "Liebster Gott, wenn werd ich sterben?"

指揮: カール・リヒター Karl Richter
Münchener Bach-Chor & Bach Orchester
Recorded 1959

1. Chorus: Liebster Gott, wenn werd ich sterben? 0:00
2. Aria: Was willst du dich, mein Geist, entsetzen ("Why should you recoil, my spirit") 8:27
3. Recitative: Zwar fuhlt mein schwaches Herz ("Indeed, my weak heart feels") 12:49
4. Aria: Doch weichet, ihr tollen, vergeblichen Sorgen! ("But hence, you foolish, useless worries!") 14:18
5. Recitative: Behalte nur, o Welt, das Meine! ("Keep then, o world, my possessions!") 20:14
6. Chorale: Herrscher uber Tod und Leben ("Sovereign over death and life") -- the last verse of the chorale 21:53

カンタータ第8番「いと尊き御神よ、いつわれは死なん」 この曲はライプチヒで1724年秋に書かれたもので、表題のタイトルを持つコラール旋律に基づくコラール・カンタータです。 冒頭合唱が一風変わっています。前奏からオーボエと弦が奏でる穏やかなメロディーのバックで フルートがピ・ピ・ピと16分音符で甲高い音を鳴らすのですが、実はこれは弔いの鐘の音を表しています。 そしてこの8番の魅力はこの後のテナーとバスによる2曲のアリアです。 最初のテナーの曲は弦のピチカートに乗ってオーボエの奏でる物悲しい旋律が胸に染みます。 バスの方は一転して明るく華やかなフルートの音で始まります。 この曲はバスのソロとフルートのオブリガートがまるで戯れているかのように聞こえます。 そして、私はこの曲の最後のコラールがとても好きです。カンタータは最後はコラールで終るものがほとんどです。 だいたいは短くて地味な感じの曲が多いのですが、このカンタータのコラールはなぜかとても華麗な感じがするのです。 まさに曲の最後を飾るのにふさわしいコラールで、あー終った!という満足感を与えてくれます。

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