バッハ:フルートと通奏低音のためのソナタ ホ長調 BWV 1035

トラヴェルソ:イェド・ヴェンツ Jed Wentz
チェンバロ:ミカエル・ボルグステーデ Michael Borgstede
チェロ:ヨブ・テル・ハール Job ter Haar
29 januari 2012, Muziekgebouw

I. Adagio ma non tanto
II. Allegro
III. siciliano
IIII. allegro assai

フラウト・トラヴェルソ(伊:Flauto Traverso)は木管楽器の古楽器の一種で、今日のフルート(モダン・フルート)の前身となった楽器である。略して「トラヴェルソ」と呼ばれることも多い。

バロック期以前には、西洋音楽においてフルートといえば縦型のリコーダー(伊:flauto dolce フラウト・ドルチェ、独:Blockflote ブロックフレーテ)の方が主流であったことから、「traverso(横向きの)」という形容詞を付けてフラウト・トラヴェルソと呼ばれた。
トラヴェルソのうち、バロック期に作られた1~2キーのトラヴェルソは「バロック・フルート」、古典派からロマン派の時代に作られた、多数のキーが付いたトラヴェルソは「クラシカル・フルート」「ロマンチック・フルート」と呼ぶこともある。
1847年のベーム式フルートの登場によって、トラヴェルソの時代は終焉を迎えるが、トーンホールの径を大きくして音量を増すなどの改良が加えられた多キーのトラヴェルソは、ドイツやオーストリア、アメリカなどで1930年代まで使われていた。

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