ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団

ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団(ドイツ語: Gewandhausorchester Leipzig)は、ドイツ・ライプツィヒに本拠を置くオーケストラである。

概要

1743年、世界初の市民階級による自主経営オーケストラとして発足した。
それまでの宮廷専属(歌劇場含む)オーケストラと異なり、このオーケストラの誕生で、自らの城や宮殿等を「演奏会場」として音楽を聞いていた王侯貴族のような身分・階級でなくとも、入場料さえ払えば誰でもオーケストラ演奏を聞けるようになった。
1835年、メンデルスゾーンがゲヴァントハウス・カペルマイスター(楽長)になると、技術的にも、そして楽員の年金制度創設など待遇面でもより基盤が固まり大きく飛躍することになった。ベートーヴェン・シューベルト・メンデルスゾーン・シューマン・ブラームス・ブルックナーをはじめ、多くの作曲家の作品を初演してきたことでも知られる。

特色

世界で唯一、楽員全員が、「シンフォニー」「オペラ」「宗教曲」、3つのジャンルすべてを日常的に演奏しているオーケストラである。
すなわち、本拠地ゲヴァントハウスでのシンフォーニー・オーケストラ、ライプツィヒ歌劇場でのオペラ・オーケストラ、聖トーマス教会での毎週末のミサ演奏、これら3つの仕事を、19世紀から変わることなく行っている 。これは、楽員が3グループに分かれているわけではなく、全員がローテーションを組むことで成っている。(ライプツィヒ歌劇場、聖トーマス教会ともに専属オーケストラは持たない)

楽員数は約185名、世界で最も楽員数が多いオーケストラである。海外公演中でも、ライプツィヒで通常通りミサ演奏・オペラ公演等、2ヶ所での並行した演奏が可能となっている。第一コンサートマスターは3名おり、海外公演中も、1名はライプツィヒでその任にあたる。

このオーケストラの楽員全員が3つのジャンルすべてを日常的に演奏する環境にある点に加え、ミサ演奏に見られるようにバッハの作品を毎週日常的に演奏しているオーケストラも世界で唯一ここだけである。リッカルド・シャイーは、2005年にこのカペルマイスターを受諾した理由が、これらの点にあることを内外のインタビューで述べている。
尚、2011年、創設150周年を迎えたゲヴァントハウス合唱団もあり、約185名の楽員と合わせ、世界有数の規模の音楽団体の一つである。

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