オネゲル: La Danse de la Chevre(牝山羊 - メスやぎ の踊り)

フルート: Pete Lilla

アルテュール・オネゲル(フランス語: Arthur Honegger、1892年3月10日 - 1955年11月27日)は、近代フランスの作曲家で、フランス6人組のメンバーの一人ある。

牝山羊の踊り(フランス語: La Danse de la Chevre)H.39は、アルテュール・オネゲルが作曲した無伴奏フルートのための作品。

同じ無伴奏フルートのための作品であるクロード・ドビュッシーの「シランクス」と同様に、この作品も劇の上演のために書かれた。1919年、サーシャ・デレク(Sacha Derek)の台本「わるい考え」(La mauvaise pensee)による舞踏家のリザナ(Lysana)への伴奏音楽を委嘱されて書かれ、初演を担当したフルート奏者のルネ・ル・ロワ(フランス語版)に献呈された。無伴奏フルートのための貴重なレパートリーとして頻繁に取り上げられる。

Lent(ゆるやかに)、4/4拍子。四度音程を基本にしたゆったりした旋律で始まる。9/8拍子、vif(生き生きと)にテンポを上げると、躍動的で半音階的な楽想と「柔らかさを増して」(plus doux)と指示されたニ長調の楽想が交代し、最後は冒頭の旋律に戻って終わる。演奏時間は3分半程度。

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