ワーグナー:「ニュルンベルクのマイスタージンガー」より第一幕への前奏曲
"Die Meistersinger von Nürnberg"

指揮: セルジュ・チェリビダッケ Sergiu Celibidache
ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団 Münchner Philharmoniker

 

『マイスタージンガー』は、ザックスが「ドイツ芸術」を称揚するラストを持っており、ワーグナー自身が反ユダヤ主義思想の持ち主だったことに加えて、後世にナチス・ドイツが国家主義思想の高揚のために、ニュルンベルク党大会に際してこのオペラが上演されるなど、最大限利用された。このため、現在でもこのオペラがそうした思想の産物あるいはそれらを呼び起こすものとして疎んじられる傾向があり、「ドイツ芸術」を讃えるラストのザックスの演説などは戦後、頻繁にカットされ上演された。一方この演説は、ドイツ語圏が育んだ芸術や文化、風土を愛する宣言であって、特定の政治体制、国家的な枠組みの無意味さを表明しているという見解もある。 なお、『マイスタージンガー』は第二次世界大戦により規模縮小を余儀なくされたバイロイト音楽祭において、1943年・1944年の唯一の演目であった。

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