ヴェルディ:オペラ「リゴレット」 より 第3幕 女心の歌 La donna e mobile

テノール: ルチアーノ・パヴァロッティ Luciano Pavarotti

『リゴレット』(原語曲名:Rigoletto)は、ジュゼッペ・ヴェルディが作曲した全3幕からなるオペラである。1851年、ヴェネツィア・フェニーチェ座で初演された。ヴェルディ中期の傑作とされる。)

第3幕
ミンチョ河畔のいかがわしい居酒屋兼旅荘。中にはスパラフチーレと、騎兵士官の身なりをした公爵、外にはリゴレットとジルダ。公爵に対する未練を捨て切れないジルダに、リゴレットは「では真実を見るのだ」と壁穴から中を覗かせる。公爵は、女はみな気まぐれ、と、有名なカンツォーネ『女は気まぐれ(女心の歌)』La donna e mobileを歌う。スパラフチーレの妹マッダレーナが現れ、公爵の気を惹く。マッダレーナを口説く公爵、色目を遣ってその気にさせるマッダレーナ、外から覗いて嘆き悲しむジルダ、娘の名誉のため改めて復讐を誓うリゴレットの4人が、これも有名な4重唱『美しい愛らしい娘よ』Bella figlia dell'amoreを繰り広げる。リゴレットは娘に、この街を去りヴェローナに向けて出発せよと命令する。

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