チャイコフスキー:交響曲第4番 作品36 第2楽章 変ロ短調

指揮: チョン・ミョンフン Myung-Whun Chung
ミラノ・スカラ座管弦楽団 Orchestra della Scala di Milano

第2楽章 Andantino in modo di canzona - Piu mosso 変ロ短調、三部形式
カンツォーネ風の緩徐楽章。オーボエによって奏される主要主題、ヴァイオリンが出すより肯定的な副旋律によって展開する。中間部は農民舞曲風。その後に主部が回帰する。 この楽章は最初に長いオーボエのソロから始まる。オーボエを吹いている奏者にはもってこいのソロであり、プロオーケストラのオーケストラスタディー(楽曲の一部分を初見で演奏させる試験)にも頻出である。非常に長いためブレスが困難である。 演奏時間は9~11分程度。

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