チャイコフスキー: ロココの主題による変奏曲 Variations on a Rococo Theme イ長調 作品33

指揮: ミハイル・ユロフスキ Michail Jurowski
モスクワ市交響楽団「ロシア・フィルハーモニー」 Moscow City Symphony Orchestra "Russian Philharmonic"
チェロ: ナレク・ハクナザリャン Narek Hakhnazaryan
Moscow International House of Music, Svetlanov Hall June 20, 2012

 

ロココの主題による変奏曲(露:Вариаций на тему рококо、仏:Variations sur un theme rococo;「ロココ風の主題による変奏曲」とも訳される)イ長調作品33は、ピョートル・チャイコフスキーが作曲した2曲のチェロと管弦楽のための作品の内の1曲である。

この曲は、その名の示すようにロココ様式風の主題を用いているが、これはチャイコフスキーの自作である。後述するように管弦楽の編成も18世紀風を意識した小規模なものである。
序奏と主題、それに7つ(本来は8つ:後述)の変奏が続けて演奏される。1876年12月から1877年1月にかけて、チャイコフスキーの親友であったヴィルヘルム・フィッツェンハーゲン(1848年 - 1890年)のために作曲され、彼に献呈された。初演も1877年12月1日、モスクワでフィッツェンハーゲンのチェロ独奏、ニコライ・ルビンシテインの指揮により行われている。
チェロ協奏曲と同一の、独奏チェロと管弦楽による編成であるが単一楽章であり、また「チェロ協奏曲」と名付けられていないため、この曲をチェロ協奏曲と呼ぶことはない。しかし、チェロと管弦楽のための作品としてはドヴォルザークのチェロ協奏曲に次いで演奏機会が多く、チャイコフスキー国際コンクールチェロ部門の課題曲として用いられている。

編成: 独奏チェロ
オーケストラ:フルート 2、オーボエ 2、クラリネット 2、ファゴット 2、ホルン 2、弦五部

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