リヒャルト・シュトラウス:ヴァイオリン協奏曲 ニ短調 作品8

指揮: パーヴォ・ヤルヴィ Paavo Jarvi
エストニア・フェスティバル管弦楽団 Estonian Festival Orchestra
ヴァイオリン:アレーナ・バーエワ Alena Baeva
パルヌ音楽祭 PARNU MUSIC FESTIVAL, July 23. 2020

ヴァイオリン協奏曲ニ短調 作品8は、リヒャルト・シュトラウスが1881年から1882年にかけて作曲したヴァイオリン協奏曲。演奏時間は約30分。

シュトラウス唯一のヴァイオリン協奏曲であると共に、彼が初めて手がけた協奏曲。ブラームスなどの影響が感じられる初期を代表する古典的な構成の大作であるものの、現在演奏の機会は少ない。ヴァイオリンの師であるベンノ・ヴァルターに献呈された。
シュトラウスは少年時代よりヴァルターに師事していたことからヴァイオリンの演奏技巧に精通しており、この曲の後にはヴァイオリンソナタ作品18を完成させている。

第1楽章 Allegro ニ短調 4分の4拍子 協奏ソナタ形式
第2楽章 Lento ma non troppo ト短調 8分の3拍子 三部形式
第3楽章 Rondo: Presto ニ長調 4分の2拍子 ロンド形式

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