ラフマニノフ:ピアノ協奏曲 第2番 ハ短調 作品18 第2楽章 Adagio sostenuto

指揮:クラウディオ・アバド Claudio Abbado
ピアノ:エレーヌ・グリモー Helene Grimaud
ルツェルン音楽祭 2008 Lucerne Festival 2008

ラフマニノフ: ピアノ協奏曲 第2番 第2楽章 Adagio sostenuto ホ長調 4分の3拍子 序奏つきの複合三部形式
盛り上がった第1楽章が終わると、それと好対照をなす緩徐楽章が弦楽合奏のppで神秘的な始まりを告げる。弦楽合奏の序奏は、ハ短調の主和音から、クレシェンドしながら4小節でホ長調へ転調しピアノ独奏を呼び入れる。このピアノによるアルペッジョは1891年に作曲された六手のピアノのための「ロマンス」の序奏から採られている。この部分はピアノの右手が1小節に三連符4個の塊が3つで組まれている。そのリズム上に2拍目からフルートの甘美で息の長いメロディーが入ってくる。
その後4分の4拍子と2分の3拍子が混じりつつ、最初フルートで奏でられたメロディーがクラリネット、ピアノ、ヴァイオリンへと受け継がれていく。テンポが上がり、ピアノが第2主題を思い悩むかのように短調で奏でる。ファゴットや低弦、更にフルートとオーボエなどと絡み、ピアノがメロディーを奏でて2回盛り上がる。その後ピアノソロになりテンポも上がり華やかな分散和音の後オーケストラと絡んで、ピアノのカデンツァへと進む。その後tempo Ⅰで最初の3連符4個の塊が3つのピアノの音型になり、その上に最初のメロディーをヴァイオリンが奏でて再現する。その後、美しく短い終結部に入る。ここではピアノの右手が和音を波のように揺れて奏で、最後はピアノだけで2楽章を優しく静かにまとめる。

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