マーラー:亡き子をしのぶ歌 第1曲 「いま晴れやかに陽が昇る」

指揮: 大植 英次 Eiji Oue 
北ドイツ放送交響楽団 NDR Sinfonieorchester
コントラルト: ナタリー・シュトゥッツマン Nathalie Stutzmann
2004年6月8日 サントリーホールでの収録

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第1曲 "Nun will die Sonn' so hell aufgeh'n." - 「いま晴れやかに陽が昇る」

『亡き子をしのぶ歌』 (Kindertotenlieder) はグスタフ・マーラーが作曲した声楽とオーケストラのための連作歌曲である。『子供の死の歌』とも訳される。歌詞はフリードリヒ・リュッケルトの同名の詩による。原詩はリュッケルトの作った425篇から成る詩集であり、彼の子供のうち2人が16日の内に相次いで死ぬという悲しい出来事のあった後、1833年から1834年までの間に書かれた。マーラーは425篇から5篇を選び、1901年から1904年にかけて作曲した。
歌はマーラーの後期ロマン派的な作風によって書かれており、曲が表現する雰囲気と印象は、それらのタイトルによってよく示されている。終曲は長調で終わり超越した雰囲気がある。曲集の痛ましさは、彼がこの曲集を書いた4年後に、マーラーがまさに娘マリアを猩紅熱によって4歳で失ったという事実によって増大させられる。彼はグイド・アドラーに書いた手紙の中でこう語っている。「私は自身を、私の子供が死んだと想定して書いたのだ。もし私が本当に私の娘を失ったあとであったなら、私はこれらの歌を書けたはずがない」。

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