マーラー:『リュッケルト歌曲集』Rückert-Lieder

指揮: クラウディオ・アバド Claudio Abbado
ルツェルン祝祭管弦楽団 Lucerne Festival Orchestra
メゾ・ソプラノ: マグダレーナ・コジェナ Magdalena Kozena
Recorded August 2009 in Lucerne, Switzerland

 

『リュッケルト歌曲集』(独語:Ruckert-Lieder )は、グスタフ・マーラーが1901年から翌1902年にかけて完成させた連作歌曲集の呼称。より正しくは『フリードリヒ・リュッケルトによる5つの歌曲』(Funf Lieder nach Ruckert )という。ピアノ伴奏版とオーケストラ伴奏版の2種類が存在するが、マーラー自身がオーケストレーションしたのは5曲中4曲のみで、「美しさゆえに愛するのなら」のオーケストレーションはマーラーによるものではない。

初版は1905年。初版では、後に連作歌曲集『少年の魔法の角笛』に挿入された「少年鼓手」(Der Tamboursg'sell )と「死んだ少年鼓手」(Revelge )の2曲を含み、『7つの最後の歌』(Sieben Lieder aus letzter Zeit )と呼ばれていたが、実際には「最後の歌」でもなく現在の演奏会では完全に切り離して「リュッケルト歌曲集」だけ演奏されることの方が圧倒的に多い。

以下の楽曲から構成されていて、曲の順序について指定はないが, 今回は、下記の順番で演奏
1. Liebst du um Schonheit 美しさゆえに愛するのなら
2. Blicke mir nicht in die Lieder 私の歌を覗き見しないで
3. Um Mitternacht 真夜中に
4. Ich atmet' einen linden Duft 私は仄かな香りを吸い込んだ
5. Ich bin der Welt abhanden gekommen 私はこの世に捨てられて

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