ラロ:スペイン交響曲 Symphonie espagnole ニ短調 作品21

指揮:ミハイル・ゲルツ Mihhail Gerts
オーケストラ:エストニア国立交響楽団 Estonian National Orchestra
ヴァイオリン: マリア・ドゥエニャス Maria Duenas 17 years old
Recorded live at Philharmonie de Paris on the 27th of January 2018

以下の5楽章からなる。
第1楽章 Allegro non troppo ニ短調 2分の2拍子 ソナタ形式
第2楽章 Scherzando: Allegro molto ト長調 8分の3拍子 三部形式
第3楽章 Intermezzo: Allegro non troppo イ短調 4分の2拍子 三部形式
第4楽章 Andante ニ短調 4分の3拍子 三部形式
第5楽章 Rondo: Allegro  ニ長調 8分の6拍子

ヴァイオリン協奏曲第2番《スペイン交響曲》(Symphonie espagnole )作品21は、エドゥアール・ラロが1874年に、パブロ・デ・サラサーテのために作曲した作品。ラロの代表作と見なされている。ニ短調をとる。1875年2月にパリで初演された。19世紀から20世紀前半までは、第3楽章「間奏曲」をカットする習慣が続いたが、20世紀後半にメニューインなどが全曲演奏および全曲録音に着手してから、現在ではカットなしの演奏が一般化している。

交響曲と題され、5楽章からなるものの、実質的には、ヴァイオリン独奏と管弦楽のために作曲された、交響的協奏曲にほかならない。随所にスペイン的な主題が使われ、フランスにおけるスペイン趣味の流行の前触れを告げた(本作の初演はビゼーの歌劇《カルメン》の初演に先立つこと実に1ヵ月であった)。また、チャイコフスキーがヴァイオリン協奏曲ニ長調(1878年)を書く際に、その民族色豊かな内容や音楽構造を研究し参考にしたと言われている。

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