ヨハン・シュトラウスⅡ:ワルツ「春の声」 "Fruhlingsstimmen"  "voices of spring" 作品410

Wiener Philharmoniker New Year's Concert 1989
指揮: カルロス・クライバー Carlos Kleiber

 

『春の声』(Fruhlingsstimmen )作品410は、ヨハン・シュトラウス2世が作曲したワルツ。
1882年にヨハン・シュトラウス2世は、ピアニストであり親友でもあった当時71歳のフランツ・リストと即興演奏パーティで同席した時、余興でまとめ上げたといわれる。公開の初演時には、コロラトゥーラ・ソプラノ歌手のビアンカ・ビアンキのためにオーケストラ伴奏付きの歌曲として発表され、同年の3月1日にアン・デア・ウィーン劇場で行なわれ、大成功を収めた。当時ヨハン・シュトラウス2世も3度目の結婚で得た幸福感を味わっていたことが、曲名や曲想に反映されたという説もある。

短い序奏に続き、第1ワルツが始まる。その後3つのワルツとコーダが続く簡素な構成である。演奏時間は約6分。

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