ヨハン・シュトラウスⅡ: ワルツ「美しき青きドナウ」 "An der schönen, blauen Donau"

ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 2011ニューイヤーコンサート
 Vienna Philharmonic, 01.01.2011, New Year's Concert

指揮:フランツ・ウェルザー=メスト Franz Welser-Möst

 

ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団のニューイヤーコンサート(英: New Year's Concert、独: Das Neujahrskonzert der Wiener Philharmoniker)は、毎年1月1日にウィーン楽友協会の大ホール(黄金のホール)で行なわれるマチネのコンサートである。おもにシュトラウス一家のワルツやポルカなどが演奏される。映像はライブで世界各国に中継され、世界中の人々がこのコンサートを楽しむ。
1939年12月31日にクレメンス・クラウスの指揮により初めて開催され、1941年の第2回からはオーストリア初代大統領カール・レンナーが1950年12月31日に死去した影響で1月14日に延期となった1951年を除いて、1月1日の正午(CET)に開催されるようになった。1955年以降ヴィリー・ボスコフスキーが指揮をし、1959年各国に中継され始めた頃から人気が高まり、現在は全世界の40カ国以上に生中継されている。2002年には小澤征爾が、アジア人ではズービン・メータに続き2人目の指揮者となった。
この演奏会ではアンコールとして演奏される3曲のうち、2曲目に『美しく青きドナウ』(ヨハン・シュトラウス2世)を、最後の曲に『ラデツキー行進曲』(ヨハン・シュトラウス1世)を演奏するのがならわしとなっている。また『美しく青きドナウ』の冒頭が演奏されると一旦拍手が起こり演奏を中断、指揮者およびウィーン・フィルからの新年の挨拶があり、再び最初から演奏を始めるのもならわしである。新年の挨拶はその年の指揮者により色々な趣向で行なわれる。

ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団のニューイヤーコンサート

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