エルガー:愛の挨拶 Salut d' Amour

ヴァイオリン:奥村 愛 Ai Okumura

 

この曲は、こんにち、日本人演奏家の間でも、とりわけ女流演奏家のレパートリーとして人気の高い小品の一つである。
エルガーはピアノ独奏用、ピアノとヴァイオリン用、小編成の管弦楽など、いくつかの版を残した。全体的に演奏は平易であるが、発表時から人気が高く、単純な旋律の中に優美さがあふれている。他にも各種の編曲がなされ、エルガーの作品の中では『威風堂々』に次いで有名なものに入る。優美な曲想が幅広い支持を集めている。
ホ長調、4分の2拍子のシンコペーションで緩やかに始まり、有名な旋律が現れる。中間部はト長調の簡明な展開。すぐにホ長調主題が再現し、コーダで多少高揚があって終結する。

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