1. 00:00 - Doctor Gradus ad Parnassum「グラドゥス・アド・パルナッスム博士」
2. 2:33 - Jimbo's Lullaby「象の子守歌」
3. 6:23 - Serenade for the Doll「人形のセレナード」
4. 9:16 - The Snow is Dancing「雪は踊っている」
5. 12:34 - The Little Shepherd「小さな羊飼い」
6. 15:33 - Golliwogg's Cakewalk「ゴリウォーグのケークウォーク」
五音音階による旋律と2度の和音が異国情緒を掻き立てる。ドビュッシー自身の命名は“Jumbo's Lullaby”であったが、フランス語では Jumbo と Jimbo の発音が同じようになることから、出版社によるミススペル(Jimbo's Lullaby)が広く定着することとなった。
第3曲 「人形へのセレナード」 (Serenade of the Doll)
「人形のセレナード」とも。この曲集で最も早く作曲され、1906年には単曲の楽譜も出版されている。「象の子守歌」と同様、五音音階の主題に基づいている。アルフレッド・コルトーは、フランス人であるドビュッシーが、表題の英語表記を “Serenade for the Doll” とするべき所を、of と誤って表記したのではないかと指摘している。