指揮:ヴィルヘルム・フルトヴェングラー Wilhelm Furtwangler
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 Berliner Philharmoniker
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ヨハネス・ブラームスの交響曲第4番ホ短調作品98(原語(ドイツ語):Sinfonie Nr. 4 in e-Moll op. 98)は、第3交響曲完成の翌年1884年から1885年にかけて作曲された。
ブラームスが完成させた最後の交響曲である。第2楽章でフリギア旋法(en)を用い、終楽章にはバロック時代の変奏曲形式であるシャコンヌを用いるなど、擬古的な手法を多用している。このことから、発表当初から晦渋さや技法が複雑すぎることなどが批判的に指摘されたが、現在では、古い様式に独創性とロマン性を盛り込んだ、円熟した作品としての評価がなされており、4曲の交響曲の中でも、ブラームスらしさという点では筆頭に挙げられる曲である。