ブラームス:交響曲 第1番 作品68 第2楽章 Andante sostenuto

指揮:マルクス・シュテンツ Markus Stenz
ハレ管弦楽団 The Halle

交響曲第1番ハ短調作品68(ドイツ語: Sinfonie Nr. 1 in c-Moll, op. 68)は、ヨハネス・ブラームスが作曲した4つの交響曲のうちの最初の1曲。ハンス・フォン・ビューローに「ベートーヴェンの交響曲第10番」と呼ばれ高く評価された。「暗から明へ」という聴衆に分かりやすい構成ゆえに、第2番以降の内省的な作品よりも演奏される機会は多く、最もよく演奏されるブラームスの交響曲となっている。

第2楽章 Andante sostenuto ホ長調、複合三部形式、3/4拍子 緩徐楽章。
終末部ではホルンとオーボエ、そしてヴァイオリン(第一ヴァイオリンの首席奏者、すなわちコンサートマスターが弾くことが定石)のソロがある。オーボエは主部と余りコントラストの付かないトリオ、ヴァイオリンは後の主部でそれぞれ演奏され、最後は消え入るように終わる。ホ長調という本来ならば明朗で輝かしいはずの調性で書かれているにもかかわらず、いかにもブラームスらしい孤独の影を宿した渋くわびしい色調に楽章全体が支配されている。

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