ブラームス:ハンガリー舞曲 Hungarian Dance 第6番 変ニ長調 Vivace
ピアノ4手連弾:Claire Aebersold and Ralph Neiweem
Primo: Ralph Neiweem Secondo: Claire Aebersold
『ハンガリー舞曲集』(ドイツ語: Ungarische Tanze)WoO.1 は、ヨハネス・ブラームスがハンガリーのジプシー(ロマ)音楽に基づいて編曲した舞曲集。もとは四手用のピアノ曲として書かれた。全部で21曲あり、それぞれの長さは1分程度のものから4分程度のものまでとまちまちである。中でも、管弦楽用に他者によって再編曲された第5番がとりわけ有名である。
- ハンガリー舞曲集の版
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4手用版
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第1、2集は1872年にブラームス自身の手によるピアノ独奏版が書かれた。
- ヴァイオリン版
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ブラームスの親友ヨーゼフ・ヨアヒムが、ヴァイオリンとピアノのための二重奏曲に編曲した版。ちなみにフリッツ・クライスラーは第17曲のみを同様の編成のために編曲している。
- 管弦楽版
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ブラームスは、1873年に自身の指揮で演奏会で取り上げるため第1曲、第3曲、第10曲を管弦楽用に編曲している。全21曲の内、残りの18曲はブラームス自身によるオーケストレーションが施されていないが、さまざまな音楽家がオーケストレーションを手がけており、主に次のような版が存在する。一般的にみられるオーケストレーション上の配慮として、特定の楽器に対する不自然な演奏の回避や楽器の響きやすさなどのために移調されている曲がある。
- ギター独奏版
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エトヴェシュ・ヨージェフによる全曲の編曲がある。