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ブラームス:ピアノ協奏曲 第2番 作品83

指揮:飯守 泰次郎 Taijiro Iimori
読売日本交響楽団 Yomiuri Nippon Symphony Orchestra
ピアノ演奏: ネルソン・フレイレ Nelson Freire
2017.7.7 Tokyo Japan

1st.mov Allegro non troppo- 0:27
2nd.mov Allegro appassionato- 17:40
3rd.mov Andante - Piu Adagio- 26:40 
4th.mov Allegretto grazioso 38:02

ヨハネス・ブラームスのピアノ協奏曲第2番変ロ長調作品83(ドイツ語表記:Konzert fur Klavier und Orchester Nr. 2 B-dur op. 83)は、初期の作品であるピアノ協奏曲第1番より、22年のブランクの後に書かれたピアノ協奏曲。交響曲第2番やヴァイオリン協奏曲と並ぶ、ブラームスの成熟期・全盛期の代表作であり、最も有名な作品のひとつでもある。

通常、協奏曲は3楽章から構成されるが、この作品は交響曲のように次の4楽章から構成されている
Ⅰ Allegro non troppo
Ⅱ Allegro appassionato(スケルツォ)
Ⅲ Andante
Ⅳ Allegretto grazioso

ラフマニノフの第3番と並ぶピアノ協奏曲の難曲として有名である。
情熱的な第2楽章の存在が異例である。なお、スケルツォ入りの協奏曲としては、アンリ・リトルフの5曲の「交響的協奏曲」、フランツ・リストのピアノ協奏曲第1番という先例がある。
スケルツォ楽章を備えた4楽章からなり、その性格から「ピアノ独奏を伴う交響曲」とも呼ばれるほどで、当時に書かれた協奏曲としては最も長い部類に入るものであった。
また第3楽章では、(ヴァイオリン協奏曲第2楽章のオーボエのように) 主題提示をピアノではなくチェロ独奏が行うことなども、通常のピアノ協奏曲とは異なる点である。

ブラームス:ピアノ協奏曲 第2番

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