ブラームス: 「子どものための民謡集」より 第4曲「眠りの精」 "Sandmaennchen"

ソプラノ: エリーザベト・シュヴァルツコップ Elisabeth Schwarzkopf

「眠りの精」は原題が「砂の精」(ドイツ語: Sandmännchen)で、ヨハネス・ブラームスがドイツ民謡を基に作曲した子守歌である。彼には他に「子守歌 Wiegenlied」もある。
「眠りの精」(Sandmannchen、砂の精)WoO.31-4はアントン・フォン・ツッカルマグリオ(Anton Wilhelm von Zuccalmaglio)の『ドイツ民謡集』(Deutsche Volkslieder)からヨハネス・ブラームスが編曲した『15の子どものための民謡集』の4番目の曲である。
砂の精はドイツなどの国々で、夜子供たちの目に砂を撒き、眠くさせる妖精で、民話や民謡によく登場する。ブラームス『15の子どものための民謡集』を親しかったロベルト・シューマンが1856年に亡くなってから、彼の子供達のためにピアノ伴奏に編曲して贈ったという。

歌詞は4番から成り、1番のドイツ語歌詞と日本語大意は次の通り

Die Blumelein sie schlafen
schon langst im Mondenschein,
sie nicken mit den Kopfen
auf ihren Stengelein.
Es ruttelt sich der Blutenbaum,
es sauselt wie im Traum:
Schlafe, schlafe, schlaf du, meine Kindelein!
花々は眠っている、
既に月の光の下で。
花々は頭を垂れている、
細い茎の上で。
花咲く木も静かにざわめいて
夢の中のようにささやく。
眠れ、眠れ、眠れよ、我が子よ。

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