シューマン:ピアノ曲「アラベスク」 "Arabeske" ハ長調 作品18 & 「蝶々」"Papillons" 作品2

ピアノ演奏: ヴィルヘルム・ケンプ Wilhelm Kempff

アラベスク(Arabeske)ハ長調作品18は、ロベルト・シューマンが1839年に作曲したピアノ曲。
『アラベスク』と題するピアノ曲は、クロード・ドビュッシーなどその他の作曲家にも多く書かれているが、シューマンが最初である。

シューマン:アラベスク

『蝶々』(Papillons)作品2は、ロベルト・シューマンが作曲したピアノ曲である。全12曲から成る。日本語で訳さず『パピヨン』とも呼ばれる。

1829年から1831年にかけて作曲され、当時ピアニストとしての活動を始めた直後の作品である。シューマンの愛読書であるジャン・パウルの長編小説『生意気盛り』(未完)の「仮面舞踏会」の情景を読んだ際に着想したとされている。作品の中に、以前作曲したピアノ小品が引用されている。技巧や音楽的にシューマンのなかではやさしく弾きやすい。中級レベルでも併用可能。

6小節の序奏と12曲から構成され、各曲には作曲者自身がつけた標題がある。演奏時間は約14分。

シューマン:蝶々 (シューマン)

inserted by FC2 system