シューマン:アベッグ変奏曲 Abegg-Variations 作品1

ピアノ:ラン・ラン Lang Lang (1982年6月14日 - 中国遼寧省瀋陽出身のピアニスト)

 

アベッグ変奏曲(Abegg-Variation)作品1は、ロベルト・シューマンが作曲したピアノ作品である。『アベッグの名に基づく変奏曲』とも称される。
当時20歳のシューマンが1830年に作曲したピアノ曲であるが、まだピアニストとしてデビューをしていた最初の時期の作品でもあるため、習作と看做されることもある。1831年に出版された後、1834年に改訂版が出版された。
タイトルのアベッグは、架空の伯爵令嬢パウリーネ・フォン・アベッグの名の綴りである「A-B-E-G-G」の音形から因んでいる。またシューマンの友人が愛していた女性もメータ・フォン・アベッグという実在した人物であった。

主題と4つの変奏、及び終曲から構成され、演奏時間は約7分。
主題 (アンダンティーノ・コン・アニマ ヘ長調、4分の3拍子)  右手のオクターブにより、「A-B-E-G-G」(ハ・変ロ・ホ・ト・ト)の音形である上行動機が提示・反復された後、その逆行動機である「G-G-E-B-A」として現れるという構成をしている。
第1変奏 (ヘ長調,4分の3拍子)
第2変奏 (ヘ長調,4分の3拍子)
第3変奏 (ヘ長調,4分の3拍子)
第4変奏 (カンタービレ,ノン・トロッポ・レント 変イ長調、8分の9拍子)  主題が旋律的に扱われる。
幻想的な終曲 (ヴィヴァーチェ ヘ長調、8分の6拍子)  「A-B-E-G-G」の動機を含ませて盛り上がりを見せた後、静かな終わりとなる。

ピアノ協奏曲 (シューマン)

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