シューマン:弦楽四重奏曲 第1番 イ短調 作品41-1

ゴヤ弦楽四重奏団 GoYa Quartet
 First violin: Sylvia Huang / Second violin: Mirelys Morgan Verdecia
 Viola: Martina Forni / Cello: Honorine Schaeffer
Live recording at the Keizersgrachtkerk in Amsterdam, 30th September 2017

00:06 Andante espressivo - Allegro
09:38 Scherzo: Presto
13:50 Adagio
19:54 Allegro

弦楽四重奏曲 作品41は、ロベルト・シューマンによって1842年に作曲され、以下の3曲からなる。
弦楽四重奏曲第1番イ短調 作品41の1
弦楽四重奏曲第2番ヘ長調 作品41の2
弦楽四重奏曲第3番イ長調 作品41の3

シューマンが作曲した弦楽四重奏曲は、この作品41の3曲のみである。
1840年に結婚した妻クララが、結婚後初めての長い演奏旅行に出ている間、シューマンはライプツィヒの自宅で一人暮らしを余儀なくされ、極度のスランプに陥っていたが、1840年の歌曲 (「歌曲の年」)、1841年の交響曲 (「交響曲の年」)に続き、新たに室内楽に目を向け、6月4日に第1番の作曲を開始し、約2か月の間に3曲の弦楽四重奏曲を完成した。これらは、シューマンにとって最初の室内楽曲である。

私的な初演はフェルディナント・ダヴィッドの率いる四重奏団により、9月13日の妻クララの23歳の誕生日の贈り物として行われた。
楽譜は翌1843年ブライトコップ・ウント・ヘルテル社から出版され、フェリックス・メンデルスゾーンに献呈された。
なお、この1842年は、ピアノ五重奏曲、ピアノ四重奏曲がたて続けに作曲され、シューマンの「室内楽の年」と呼ばれる。

Wikipedia

inserted by FC2 system