シューベルト:4つの即興曲 Impromptus 作品90 D 899 より 第2曲

ピアノ演奏: ロベルト・プロッセダ Roberto Prosseda
Recorded at Villa Contarini ヴィラコンタリーニ, Piazzola Sul Brenta, Padova, Italy, July 20, 2006

4つの即興曲(Impromptus)作品90、D899は、フランツ・シューベルトが晩年、1827年頃に作曲したピアノ独奏曲。構成的な追求よりも自由な旋律美を優先させている。同時期に作曲された4つの即興曲 作品142、D935が一つのソナタに見たてられるのと異なり、それぞれが自由に彩りある個性を見せている。
おおむね三部形式であるが調性が不安定で、原調に解決ないまま終わっている作品が多い。

第2曲 Allegro 変ホ長調。
ロンド形式。チェルニーの練習曲に似た三連符の無窮動。音階が中心なのでピアニスティックな技巧を見せつけている。ロ短調・変ホ短調の挿入部は効果的で、コーダも変ホ短調で終わっている。

音楽の森 4つの即興曲D899

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