シューベルト:歌曲「夕映えに」"Im Abendrot" D.799  

ソプラノ: ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ Dietrich Fischer-Dieskau
ピアノ: ジェラルド・ムーア Gerald Moore
Studio recording, London, 12 & 13.V.1955

 

『夕映えに』(ゆうばえに、Im Abendrot)D799は、フランツ・シューベルトが1824年頃に作曲した歌曲。カール・ゴットリープ・ラッペの詩による。時に『夕映えの中で』とも訳される。

窓から見える夕映えに、父(神)の恵み、この美しい世界を作った神への畏敬の念を感じ、それを極めて美しく、内面的な静謐さをもって歌いあげている。シューベルトの傑作の一つで、ラッペによる歌曲の中では最も感動的で最も美しい作品といわれている。
曲は変イ長調、分散和音を基調とする伴奏の内声を、歌唱声部が歌ってゆく。
曲は途中、大きく盛り上がるものの、その頂点も外面的なクライマックスとは全くほど遠い、極めて内省的な内面の心の高まりを感動的に歌う。

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