シューベルト:ピアノ三重奏曲 第1番 変ロ長調 作品99 D 898

ヴァイオリン: ジャニーヌ・ヤンセン Janine Jansen
ピアノ: イタマール・ゴラン Itamar Golan
チェロ:トルレイフ・テデーン Torleif Thedeen
Recorded during Janine Jansen's International Chamber Music Festival Utrecht 2011(オランダ・ユトレヒト国際室内音楽祭)

ピアノ三重奏曲第1番 変ロ長調 作品99、D898は、フランツ・シューベルトが作曲したピアノ三重奏曲。シューベルトの死後に出版されたため、「遺作」とされている。
全4楽章の構成で、演奏時間は約40分。

第1楽章 アレグロ・モデラート、変ロ長調、ソナタ形式
ピアノの8分音符の刻みの上を、ヴァイオリンとチェロがユニゾンで堂々と奏す。

第2楽章 [16:51] アンダンテ・ウン・ポコ・モッソ、変ホ長調、三部形式
チェロによるロマンティックな主題で始まり、しばらくしてヴァイオリンが加わって両者が歌いだす美しい楽章。シューマンはこの楽章を非常に讃えたという。

第3楽章 スケルツォ、アレグロ、変ロ長調、三部形式
ピアノのソロで始まり、ピアノの音形をヴァイオリン、次いでチェロが模倣しながら加わる。

第4楽章 アレグロ・ヴィヴァーチェ-プレスト、変ロ長調、ロンド形式
冒頭のヴァイオリンに歌われるのびやかな旋律から始まり、終わりの部分では拍子が2分の4拍子から3分の2拍子に変わる。

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