指揮: パーヴォ・ヤルヴィ Paavo Jarvi
hr交響楽団 hr-Sinfonieorchester (Frankfurt Radio Symphony Orchestra)
Ouverture 序曲
Nr. 1 Scherzo スケルツォ
Nr. 3 Lied mit Chor 歌と合唱
Nr. 5 Allegro appassionato 間奏曲
Nr. 7 Con moto tranquillo 夜想曲
Nr. 9 Hochzeitsmarsch 結婚行進曲
Nr. 11 Ein Tanz von Rupeln ベルガマスク舞曲
Finale 終曲
『夏の夜の夢』(独語:Ein Sommernachtstraum)は、フェリックス・メンデルスゾーンが作曲した演奏会用序曲(作品21)及び劇付随音楽(作品61)である。何れもシェイクスピアの戯曲『夏の夜の夢』が元になっている。中でも『結婚行進曲』が非常に有名。
序曲 ロマンティックで表情豊かな作品ながらも古典的なソナタ形式を踏まえた序曲として構成されている。神秘的な序奏に続いて、第1主題の跳ね回る妖精たちや第2主題群に聞こえるクラリネットによるロバのいななきの描写は有名である。さまざまな特徴的な音型やあらゆる楽器の音色効果を用いて、妖精たちや動物(獣人)の住む幻想的な世界を描写している。 |
劇付随音楽 オーケストラの楽器編成は序曲とほぼ同じである。「結婚行進曲」ではまたトランペット1、トロンボーン3、シンバルが加わる。 「スケルツォ」、「間奏曲」、「夜想曲」、「結婚行進曲」を抜粋し、序曲と組み合わせて組曲の形で演奏することがしばしば行なわれる。 |