メンデルスゾーン:ピアノ三重奏曲 第1番 ニ短調 作品49

カリ・ピアノ三重奏団 Cali Piano Trio
consisting of Young Woong Cho, piano, Agnieszka Peszko, violin, and Mitsuko Flynn, cello,
on February 16, 2014, at the Alexander Kasser Theater, John J. Cali School of Music

  
メンデルスゾーンのピアノ三重奏曲は一般的に2曲が知られているが、メンデルスゾーンが11歳のときの1820年に作曲されたハ短調のピアノ三重奏曲も存在するが、こちらは習作ともいえる作品であるため、作品番号が付けられていない。
この第1番は1839年9月23日に完成し、この年の秋にライプツィヒで、発見されて間もなかったシューベルトの交響曲第8番『ザ・グレート』などと共に初演された。この時はメンデルスゾーン自身がピアノ、ヴァイオリンは友人のフェルディナンド・ダヴィッドが担当した。楽譜は1840年に一度出版されたが、その後ダヴィッドの助言を受けて第4楽章を中心に修正を加えて出版されたため2つの版が存在し、今日一般に演奏されるのは第2版の方である。ピアノの達人だったメンデルスゾーンらしく、演奏には高度な技巧を要する。
この曲を聴いたロベルト・シューマンは「ベートーヴェン以来、最も偉大なピアノ三重奏曲」だと評し、メンデルスゾーンを「19世紀のモーツァルト、最も輝かしい音楽家」だと称えた。
第1楽章 アレグロ・モルト・アジタート ニ短調、4分の3拍子。
 
第2楽章 アンダンテ・コン・モート・トランクィロ 変ロ長調、4分の4拍子。
 
第3楽章 スケルツォ.レッジェーロ・エ・ヴィヴァーチェ ニ長調、8分の6拍子。
 
第4楽章 フィナーレ.アレグロ・アッサイ・アパッショナート ニ短調、4分の4拍子。

メンデルスゾーン:ピアノ三重奏曲

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