メンデルスゾーン:チェロ ソナタ第2番 ニ長調 作品58

チェロ: Valentin Radutiu
ピアノ: Per Rundberg
Live recording Internationales Musikfestival Clara Haskil, Hamburg 2016)

00:00 - I. Allegro assai vivace
08:03 - II. Allegretto scherzando
14:00 - III. Adagio - Attavva subito
18:49 - IV. Molto allegro e vivace

チェロソナタ第2番 ニ長調 作品58は、フェリックス・メンデルスゾーンが作曲した2番目のチェロソナタ。
メンデルスゾーンの創作活動の絶頂期である1843年に作曲され、弟でチェロ奏者のパウルや、イタリアのチェロ奏者で親友アルフレード・カルロ・ピアッティに助言を受けて作曲されたという。その成果といえるものが、この第2番のチェロソナタであり、シューマンが称賛したチェロソナタ第1番以上に、豊かな楽想の広がりを持っている意欲作である。
初演は1844年に、メンデルスゾーンの8回目となるイギリスへの訪問の際にピアッティと共に行われた。のちにロシア伯爵のミハイル・ヴィーホルスキに献呈された。

4楽章の構成で、演奏時間は約25分。

第1楽章 アレグロ・アッサイ・ヴィヴァーチェ ニ長調、8分の6拍子。ソナタ形式。
第2楽章 アレグレット・スケルツァンド ロ短調、4分の2拍子。
第3楽章 アダージョ ト長調、4分の4拍子。
第4楽章 モルト・アレグロ・エ・ヴィヴァーチェ ニ長調、4分の4拍子。ロンド形式。

メンデルスゾーン:チェロソナタ第2番

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