チェロ: ナターリヤ・グートマン Natalia Gutman
ピアノ: Viacheslav Poprugin
チェロソナタ第1番 変ロ長調 作品45は、フェリックス・メンデルスゾーンが作曲した1番目のチェロソナタ。シューマンはこのソナタを賞賛している。
メンデルスゾーンが作曲したピアノとチェロのためにかかれた4作品のうち、ソナタは番号付きで2曲ある。チェロソナタ第1番は1838年に作曲され、アマチュアで優れたチェロ奏者である弟のパウルに捧げられた。
全体は古典派音楽の伝統的な書法が忠実に守られており、形式が整えられているだけでなく、輝かしい情熱や、抒情性などが随所に表れている。また、ピアニストだったメンデルスゾーンらしく、ピアノパートはかなり困難である。
3楽章の構成で、演奏時間は約25分。