ピアノ: アレクサンドラ・ミクルスカ Aleksandra Mikulska
Live at the Orangerie Darmstadt, 5-17-2013
華麗なる円舞曲 作品34は、フレデリック・ショパンのピアノ独奏曲集で、3曲からなるワルツ集である。
作品34-1 Allegro vivace、変イ長調。
非常に華やかな曲想。序奏は属七の和音。ユニゾンの後主題が始まる。規模内容共に充実したワルツ。音階進行が急速に現れ、題名に恥じない展開。中間部は変ニ長調-変ロ短調に転調するが、やはり華やかさが全曲を支配している。右手は常に6度の和声であり、効果ある演奏には訓練が必要。