ショパン:マズルカ 第45番 イ短調 作品67-4

ピアノ演奏:ジーン・ミュラー Jean Muller
recorded live at Kings Place, London on Feb 19 2013

フレデリック・ショパンのマズルカはポーランド周辺各地方の民俗舞踊を昇華して作曲された50曲以上の作品群。付点リズム・強調拍・三連符という元来の特徴をもちながら、マジャール音階・教会旋法など作曲者の斬新な取り組みが随所に確認できる。
ワルツと異なり形式的に洗練されていないが、転調を繰り返すなど和声進行も実験的であり、作曲語法を知る上で不可欠の作品である。

作品67-4 第45番(パデレフスキ版では第47番)、イ短調。
半音階を随所に入れた晩年の作。中間部はイ長調の甘美に過ぎる旋律。1846年作。

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