ショパン:エチュード 作品25-1 変イ長調 「エオリアン・ハープ」 "Aeolian Harp"

ピアノ演奏: ウラディーミル・アシュケナージ Vladimir Ashkenazy

楽曲全体を通じて奏でられる分散和音の音色が、自然に吹く風によって音を出す弦楽器の一種であるエオリアン・ハープ(Aeolian Harp)を連想させることから、「エオリアン・ハープ」と名付けたのはシューマンと言われており、また彼は「この曲はエチュードというよりは詩である。」と言ったとされる。
ショパンはこの曲に関して、門弟に「牧童が、近づいてくる暴風雨を避けて洞窟に避難している。遠くで風や雨が吹きずさんでいるが、牧童は静かに笛を取って美しい旋律を吹いている。そういうところを思い浮かべてみなさい。」と言ったことから、「牧童の笛」ないし「牧童」と呼ばれることがある。

練習曲エオリアン・ハープ (ショパン)

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