ショパン:ピアノ協奏曲 第2番 第1楽章‐1

指揮:アンドレ・クリュイタンス Andre Cluytens
ピアノ演奏:クララ・ハスキル Clara Haskil

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フレデリック・ショパン作曲のピアノ協奏曲第2番ヘ短調Op.21は1830年に完成された。第2番という番号であるが、第1番よりも先に作られた。完成した年の3月17日にワルシャワで作曲者のピアノ独奏により初演された。 曲は第1番よりも自由な構成を持ち、随所に様々な創意がこらされている。第1番に比べて演奏回数はやや少ない。なお、レント・コン・グラン・エスプレッシォーネ(現在では夜想曲第20番として有名な作品)には、この協奏曲のすべての楽章からの断片的なモチーフが引用されている。 第1番同様オーケストレーションの貧弱さがよく指摘されているが、現存する自筆譜の管弦楽部分の多くは他人の筆跡で書かれており、管弦楽法に長じたショパンの関係者の誰かがオーケストレーションを担当した可能性が高い。

ピアノ協奏曲第2番 (ショパン) 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

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