映画:タイタニック より 弦楽四重奏「主よみもとに近づかん」 "Nearer My God to Thee"

1912年 豪華客船タイタニック号の沈みゆく船上で同船のバンド(音楽隊)メンバー(沈没で全員犠牲になる)による最後の演奏。
バンドリーダー: ヴァイオリニスト ウォレス・ハートリー Wallace Hartley
沈みゆく船上でバンドメンバーへ ハートリー最後の言葉:
"Gentlemen, it has been a privilege playing with you tonight." 「今夜、君達と演奏できて光栄だったよ」

「主よ 御許に近づかん」"Nearer, My God, to Thee"は、賛美歌の一つ。「讃美歌」320番、「讃美歌21」では434,435番、「聖歌」260番、「聖歌 (総合版)」238番。

タイタニック号のバンドリーダーのウォレス・ハートリーはこの歌を好み、彼の葬式での上演を望んでいたという。 また、タイタニック号のエドワード・ジョン・スミス船長も、 最後操舵室に閉じこもって死を迎えます。

 同紙によると妻のウェンディさんは、タイタニック号沈没の際の一等船室乗客で米百貨店大手メーシーズの共同オーナーだったイジドー・ストラウス氏と妻アイダさんのやしゃご。ストラウス氏は沈没時、女性や子供が船に残る中で救命ボートに移ることを拒否。アイダさんも約40年連れ添った夫と、沈みゆく船のデッキに残ったことで知られる。  事故を題材にした映画「タイタニック」(97年)では、ストラウス夫妻をモデルに、船が浸水する中、船室のベッドで抱き締め合う老夫婦の姿が描かれた。

メゾソプラノ:秋本 悠希 が歌う 賛美歌320番「主よ御許に近づかん」

賛美歌の歌詞
主よ御許に近づかん
登る道は十字架に
ありともなど悲しむべき
主よ御許に近づかん

現し世をば離れて
天翔ける日来たらば
いよいよまず御許に行き
主の笑顔を仰ぎ見ん

タイタニック より 「主よみもとに近づかん」

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