アメリカ映画「昼下りの情事」(1957) より「魅惑のワルツ」"Fascination"

監督: ビリー・ワイルダー
音楽: フランツ・ワックスマン Franz Waxman 「魅惑のワルツ」
出演者: ゲイリー・クーパー & オードリー・ヘプバーン

『昼下りの情事』(Love in the Afternoon)は、1957年のアメリカ合衆国のロマンティック・コメディ映画である。クロード・アネ(英語版)の小説『アリアーヌ(英語版)』を原作としている。オードリー・ヘプバーンのビリー・ワイルダー監督作品への出演は『麗しのサブリナ』に次いで2度目となった。「魅惑のワルツ」が主題曲として使用されている。

当初、フランク役にはケーリー・グラント、次いでユル・ブリンナーがオファーされていたが断られた。グラントは常にワイルダーの第一候補であったが、いつも都合がつかなかった。この時は27才のオードリー・ヘプバーンにスクリーンで恋するには、52才の自分は年を取り過ぎているという理由で断った。グラントが出なかったことをワイルダーはとても悔しがった。

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魅惑のワルツ」(英語: Fascination)は、1957年に全米チャート7位を獲得した女性歌手のジェーン・モーガンなどのレコードで知られているが、「ヴァルス・ツィガーヌ」(ジプシーのワルツ)ともいいパリのカフェのオーケストラ用にイタリアの作曲家フェルモ・ダンティ・マルケッティが1904年に書いた作品で、モーリス・ド・フェラウディがフランス語の詩を書きシャンソンとして愛好されポーレット・ダルティが歌い成功を収めた[1]。その後1954年ディック・マニングが英詩をつけた。
1957年、映画『昼下りの情事』の主題曲として使用されリバイバルヒットした。

1957年に公開されたビリー・ワイルダー監督の映画『昼下りの情事』ではゲイリー・クーパー、オードリー・ヘプバーン、モーリス・シュバリエ主演で劇中「魅惑のワルツ」が効果的に使用された。8月15日に日本で映画が公開されると、日本ではデヴィッド・キャロル盤がラジオ東京今週のベストテン1957年8月28日放送で8位に初登場。9月28日放送分で1位になっている[6]。アメリカではディック・マニングの英詩で歌ったジェーン・モーガンのレコードが大ヒット、ビルボード誌1957年9月16日号では第4位、9月23日号では第5位にランクインしている。

その後も数多くのアーティストがカバーしムード音楽、ヴォーカル物とも数多くの名演奏、名唱を生んでいる。1957年だけでも4つのバージョンがチャート・インしている。ダイナ・ショア(全米15位)ディック・ジェイコブス(全米17位)デビッド・キャロル(全米56位)それにジェーン・モーガン盤である。

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