アメリカ映画「大砂塵」 ジャニーギター Johnny Guitar

音楽: ヴィクター・ヤング
歌: ペギー・リー Peggy Lee 1954

 

『大砂塵』(原題・英語: Johnny Guitar)は、1954年(昭和29年)製作のアメリカの西部劇。原作はロイ・チャンスラーの小説、製作会社は西部劇を専門にしていたリパブリック・ピクチャーズである。
原題のジョニー・ギターとは放浪する主人公(スターリング・ヘイドン)の名前だが、彼を巡る二人の女性が実質的な主人公であり、女性同士の決闘が公開当時話題となった。また、ペギー・リーが歌った主題歌『ジャニー・ギター』も世界的なヒット曲となっている。

この映画がフランスで公開された後、カイエ・デュ・シネマの同人たちがこの映画を熱狂的に支持した。彼らのうちから後に映画監督としてデビューしたエリック・ロメールやジャン=リュック・ゴダールが映画の中でたびたび『大砂塵』のシーンを引用したり、タイトルを口にしたりしている。ゴダールは他にフリッツ・ラング監督の『無頼の谷』を50年代西部劇の代表作に挙げているが、こちらもマレーネ・ディートリッヒが無法者のボスを演じる女性西部劇である。

ペギー葉山の芸名はペギー・リーに由来している。また小林旭主演でヒットした『渡り鳥シリーズ』で、主人公のトレードマークがギターなのは『大砂塵』の影響だといわれている(キャラクターは『シェーン』の影響)。なお、1960年に封切られシリーズ中最も西部劇のムードが濃い『大草原の渡り鳥』において、小林旭は『大砂塵』のスターリング・ヘイドンとほぼ同じデザインのフリンジ・ウェスタンジャケットを着て登場している。

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