アメリカ映画 「真昼の決闘」High Noon テーマ曲

音楽: ディミトリ・ティオムキン Dimitri Tiomkin
歌:フランキー・レイン Frankie Laine
ウィル・ケイン保安官: ゲイリー・クーパー Gary Cooper
妻エミイ:グレイス・ケリー Grace Kelly

Do not forsake me, oh my darlin'
On this, our weddin' day
Do not forsake me, oh my darlin'
Wait, wait along

I do not know what fate awaits me
I only know I must be brave
And I must face a man who hates me
Or lie a coward, a craven coward
Or lie a coward in my grave

Oh, to be torn 'tweenst love and duty
S'posin' I lose my fair-haired beauty
Look at that big hand move along
Nearin' high noon

He made a vow while in state prison
Vowed it would be my life or his'n
I'm not afraid of death but oh
What will I do if you leave me?

Do not forsake me, oh my darlin'
You made that promise as a bride
Do not forsake me, oh my darlin'
Although you're grievin', don't think of leavin'
Now that I need you by my side

Wait along,(wait along) wait along
Wait along, wait along
(Wait along, ,wait along, wait along, wait along)

『真昼の決闘』(原題:High Noon)は1952年製作のアメリカ映画。フレッド・ジンネマン監督による西部劇映画である。保安官が自分一人で殺し屋四人と立ち向かわざるを得ないという内容のジョン・W・カニンガム(John W. Cunningham)が書いた原作「The Tin Star (1947) 」に基づく映画。

この映画の最大の特徴は、それまでの西部劇では悪漢に立ち向かう主役の保安官は無敵のヒーローとして描くのが普通であったが、そのイメージに反して、暴力を恐れる普通の人間として描かれている事にある。また協力者が真っ先に逃げ、守ろうとしてくれるはずの町の住民が関わり合いを恐れて協力や手助けを拒み、しかもその日結婚式を挙げたばかりの新妻からも見放されて孤独感に苛まされながら1人で決闘に向かう姿を描いている。共に決闘に加わってくれる人を探して町を彷徨う保安官の姿に、それまでの西部劇にあったヒーローもそして共に戦うという友情も開拓者魂もない。この映画以降、西部劇の主人公の描き方が劇的に変わっていった作品でもある。
主演がゲイリー・クーパーで、歳を重ねて渋味のある中年男の孤独と苦悩を演じてアカデミー賞の主演男優賞を獲得し、後にモナコ王妃となったグレイス・ケリーが妻役を演じている。また音楽を担当したディミトリ・ティオムキンが同じくアカデミー歌曲賞を受賞した。

この映画が完成して試写を見た当時のコロンビア映画会社の社長ハリー・コーンは「今まで見た映画の中で最低の作品の一つだ」と酷評して配給を断っている。しかし後にAFIのアメリカ映画ベスト100で1998年総合33位(西部劇だけでは1位)にランクされ、2007年には総合27位(西部劇だけでは第2位)にランクされている。

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